人類には 自らの種を滅亡させようというプログラムが内包されているのだとするならば いや物質には それ自らを滅ぼすという筋書きが あらかじめ設定されているのだとするならば 自らの意志によって自らをを早々と滅ぼした方が良いのでは…という魅惑と 種(或いは物質)の総意や共同意識によって それに抗い 何がなんでも滅びから 免れようという誘惑との葛藤によって 辛うじて生き延びているのでは という危うい思考が働きはじめた