そして 《ボク》は ボクを許さない ばかでちいさくこっけいでなにものにもかえりみられずああそんなうぬぼれにまだとらわれているのかはずかしいようなものなのでありつつなさけなささびしさひとりでありさそんざいのおぼつかなさよわさはかなさきえゆくもの…

もう ほんものも にせものも いらない そんなのを ぼくはもう ゆるさない 《揺れ》があるだけだ

もっと未知の方へ 知らないところへ よくわからなくて 言葉にできなくて いままでになくて それはそれとしか 言いようがなくて あなたはあなたとしか それでいて 魅惑されて わけがわからなり どこかわからなくなり 冷静に振舞えない