相手に見返りを求めないことを自らに課していたら、その相手に対してもこちらに見返りを求めないことを期待するという最大の見返りを、気付かぬうちに要求し始めていた…それまでこのことに気付かず、自分で決めず、誰かのせいにし続けてきた自分が情けなく、そしてそれに気付いた後は、もう誰かと一緒にいることの何もかもがめんどくさくなってきてしまって、しかしずっと一人のままでいられるくらい孤独と共にいられるわけもなく、都合の良い誰かを求め続けていて、そんな人はいないと決め付けている自分もいて、この見えない壁はどんどん分厚くなっていってて、人の輪の中にいても常に一歩引いてるしただただもどかしさだけの存在でいる。

……とはいえ、ホントのところ焦ってもいない…このままボンヤリと極力心地よくフワフワと生きていけたらなぁとも思えるようになってて焦らないのが大事なんだなぁと思っている

ちょっと助け合える中で長く一緒にいられる人がいいという贅沢を求めていて…きっとそのうちそんな人が向こうから現れるんじゃね、くらいに考えていて………これは…これで果たして…いいのか?