暗闇だ別にそれが恐怖ではないジトジトと滴る飛沫を体の諸感覚が感じているそれらの液体の大きさは様々で微細なものから圧や接触面の大小をを感じるものまで様々である原子核と電子の間の距離は皆平均して同じ変数にまとめられるのだろうかそれがわかったところで何がどうなるかはどうでも良いのであるが何かそこに魅惑されている隙間は広いのにそこにこの液体は満たされないのだろうか肌着が背中に貼り付くそれが動くたびに皮膚を剥がされているような音とデコボコのグラデーションがあり鉱物感があるのだふと思うのだが人間は変な形をしている

他者をシミュレーションしていのままに動かすことなど到底できないただ変化したいという思いだけが存在している既に変化し続けているのならそれら全てを観察したいだけなのだずっとそうしてられる観察には大脳真皮質がいるたぶんある何かになりたいわけではないただいまある何かの変化か全てを感得しつつ変わりつつその変化の大小を微小に膨大に棒大に針小にキャッチして時々別次元に行ったり来たりしながらそれが少しずつだれていく感覚を味わいたいのだ