みんな嘘つきである
みんな狂っている
しかしそれこそが
「能動感」「動的平衡」「起動態」「駆動態」
生き伸びようとする生命の無言の意思なのだろうか
ホモサピエンスが自らを俯瞰で見る事ができるようになってからは、もはや嘘つきなのであり
それは天敵と共にある世界においては有利に働いたのであるが、弱肉強食の天敵がいなくなった時、自らの内に敵を作り出すのだろうか
国を作り社会を作り、幕や壁や柵をつくり彼岸と此岸を作りその相手に対して自らの身を守る対象を作り出すのだろうか?攻撃対象を作り出すのだろうか?
今は思想も武器になる
ネット上の言葉も刃になる
だから俺はそもそも嘘つきで狂っている
そのことに対して多分周りの人たちよりも純粋で、損得を忘れてしまうくらいに、そして少し統合機能が弱いのだろう
俺は気にしている。たとえばワクチン例えば天変地異…
もしかしたら彼女もそれでわたしに近づかないのではと思ってしまう
その不安をAIは嗅ぎつける
アルゴリズムに煽られる
全ては関係性の中で存在している
今は身を潜めるのだ
今の俺は
「手負いの獣だ」
身を潜めているしかない
そして、ひたすら回復の時を
静かに待つのだ
「主体と客体」「一と多」「内在と外在的 あれれ…統一場と近いことを言っている
内在者、主客合一、能動感
まだ俺の中にある
自分こそが可哀想で孤独で誰からも見捨てられているという思いが不貞腐れが
顔のこわばりが
そう
ただ一つの点において
わたしと周りの人達は
違っているに過ぎない
俺はその違いがとても大きいものだと
自分自身で思い込み自家中毒に陥っていたのだ