彼女は小5までサンタクロースを信じていたという。
わたしは最初からサンタなんていないことがわかっていた。これが欲しいなぁみたいなことを子供がほのめかし、親がそれを聞いてこっそりプレゼントを用意し、子供は朝見つけて喜ぶという儀式というか行事のようなものだと思っていた。でも、さかさ柱は怖かった。女の子を本で殴ったり、ここで泣こうと思って泣いたり、わたしは小さい頃はASD全開だったのだ。学校に入ってからは頭がぼんやりし始め、ADHDになっていったのだ。そうかぁ。わたしは両方全開だったのだ。そしてどこでも全壊するまでやってきた。あぁ俺ってちっぽけ。
今思う。わたしは父のことも母のことも知らない。ちっぽけすぎるこの場所がようやくわかった。今から一つ一つ積み上げていく人生だ。逆にこんなでここまできたのだから上出来だ。
あぁあなたはやはり示唆に富んでいる
とてもありがたい
わたしはファンタジーのなかにいたのだ
わたしはかなり科学的で現実的な面を持ちつつ
かなり厨二病的な世界に生きていたのだ
そして彼女彼らは現実の中で厨二病的な活動をしている人たちだったんだ
俺は誰からもどこからもズレていたんだ
電車に乗る時の一瞬の判断
本当の自分を常に生きようとすること。誰の前にどこにいても自分自身であること。
みんなが言ってやろうとしていることを、わたしは少しズレたところから理解しようとして、わからなかったり、だいぶトンチンカンになってしまったりしていたのだ。
ドンドン一人になっていくわけがようやくわかった。根本は変わらないだろうけど、ますますインチキや背伸びや話を膨らませているのは見えてくるだろうし
現実を変え
現実を快適にしていくしかない
それこそがわたしの望んでいることだ
今目の前を快適にすることを
わたしは望んでいたのだ
少し寄り道しちゃって逆のことをするけど
これからは何をするかが
少しずつはっきりしてきている