だから

特殊なのだ

謎が

自分で

解明できた

といったところで

大して嬉しくもない

途方に暮れるだけ

でもそんな簡単に

自分が折れないのもわかってて

あぁこれからもずっと

苦しくてめんどくさい人生が続くのだなぁと思うと

うんざりしてくる

心底うんざりするのだ

そして何もせずに

ただただ他力本願でいる

何かが起こるわけもない

軽薄な世界なのもわかっている

世界からは私が軽薄だと思われている

そうなのだろう

根がない

根無し草である理由がわかった気がする

オレは都合よく利用された

人生を引っ掻き回されたと思いたくなる

とはいえ、自分からそこへ飛び込んでいった

相手はそうとは思っていない

あなた方は残酷で支配的だあなた方は都合がいい

だから同じことをあの人にしてはならない

あんなに優しい人に

なんだよ

全部言ってくれていたのだ

「あなたには栄養が足りない」と

そうだ

一番険しい道を自分自身で選択していたのだ

失敗だらけの人生

いいことのない人生

簡単に死ねたらなんて楽なんだ

私は嬉しい

一筋縄ではいかない

それでいてほんとうにちっぽけな人生であることが

誰の目にも触れることなくこのままくたばっていくのだろう

きやがれ

どうとでもしろ

そういうと、すぐに神のような存在が浮かび上がってくるが、そこに張り合いも何もない

ただのシャドウボクシングだ

これをしたところで強くもならない

もう不貞腐れたくもなるよ

ポアンカレのような天才だったらカッコいいわ

私のこれはなんなんだ

男たちに利用されているだけではないか

でもそれは望んでいたことなのだろう

お前は天邪鬼なんだよ

中途半端なのはそうだ

それは言えるそれだけは言える

そうだ

「あなたはカフカのようだ。」と

あの人は言ってくれた

少し嬉しかった