もう俺のことになんか

興味がないのだろうなぁ

ああやっと終わった

なかなか終わることができないのだけれど

もう終わったのだ

悲しいなぁああ

もう終わりかぁ

俺のことなんて

なんとも思っていないのだろ

あなたは最初からそうだった

わたしは立ちどまる

あなたはあなたの大切な人に寄り添う

あなたにとってわたしは

大切な存在じゃ無かった

あなたはわたしから奪いたいだけ奪った

今までのみんなそうだ

わたしは奪われてばかりの人生だ

でもだから進めるのだろうな

みんな奪いにくる

でも俺は俺で情けないのは

自分にとって都合の悪いものは

奪ってくれと捨てることだ

自分で捨ててない自分で断ち切らない

何もかもを中途半端に投げ出しているだけなのだろう

だから誰もわたしのことを最終的に信頼してはくれないのだろう

やっぱわたしはわたしの言う通りになった

全く変わっていないのは俺の方だよ

でもさぁ俺は全部で行ったよ

それだけなんだ

まぁいいよこれからもずっとそれをするよ

どんなに奪われようとも

どんなにボコボコにされようとも

わたしがどんなにボロボロになろうとも

いいよ

本当に

悲しくて悲しくて悲しくて悲しいけど

わかったよ

こんなに自由じゃないんだ

あんな奴のところへ行ってあなたは満足なのだろ

いいよもう

慰めなんていらない

見返りなんていらない

ねぇ俺よ俺は俺に対してそう思っていたじゃないか

もうさぁ強すぎるのも嫌になったんだ

徹底的に捨てて捨てて捨てて

もう消えてやる

もうみんなの前から

消え去ってやる

ダメだねぇ

いいや

俺は一人でほざいてる

誰にも弱音を吐けない

だって誰も俺の弱音になんて興味がないのだから

ああ本当にわたしは「詠み人知らず」に「作者不詳」になりたいのか?

単なるちっぽけな一匹の獣じゃないか

そうだ

そうだったんだ

いいよ

俺から奪いたいだけ奪うがいい

もっともっとドンドン私から奪うがいい

あなたはわたしから大切なものを奪った

だからわたしはこの底抜けを

もっともっと奪ってくれよと

もっともっと奪えよと

進んでいくことができるマグマをもらった

あぁ

本当に自由じゃない

自由などない

まだまだ枯れない

滅んでも枯れない 波乱でも乗れちゃう

だっていつ消えてもいいのだから

ならあなたはあなた方は

みんな好きなようにわたしから奪えよ

もうこんなのやなんだろ

早く音を上げろよ

俺よ俺よ

もうえりを正すなんて辞めろよ

もうカッコつけて立ち去るなんて止めろよ

だってあなたはちゃんと止めてるよね

でもさぁ俺だって実は

そんなことしてなかったんだぜ

そんなことしてたんだぜ

俺の言葉を誰も理解してくれないんだ

軽薄とか楽しそうだとかおちゃらけてるとか

そんなんじゃないんだよ

嫌われたくないんじゃない

みんなが怖いんだよ

みんなのことが本当に嫌なんだよ

だからさぁこうしてドンドンだらしなく一人になっていってしまうんじゃないか

なんで俺は蟻地獄に引き込まれてしまうのだろうね

ちっとも憧れたいなどしないよ

早く宇宙人でも来てくれよ

早く宇宙の果てでも見せてくれよ

何にもしてくれないじゃないか

もう私の意志で私を止めたくもなるよ

あんた方の言ってる次元じゃないんだ

俺は一人全然違う場所へ連れてかれてしまうんだよ

何にもできない

けれど俺はとんでもないものを作り出そうとしているという自負もある

もういいよもういいんだ