何にも興味がない
暴走するわたしが新しいところへ踏み出そうとする
今この時間を浮遊する
浮遊して広い大きな海水の中で
あなたと出会い混ざり合おうとしている
奇跡みたいなことだけど
それは必然に起こることだと知っている
信じると動き出す
動いている
神様なんか信じていないし
他力本願なのだけどね
俺は厳しい 他者に意外と厳しい
自分で考えろと突き放す
棚に上げて背中を優しく突き放す
一緒にいるということが全てである
全てを目的としている人々はさぞ激しかろう
今しか目的のないわたしはマクロにみるとただぼんやりしているだけではあるが
ミクロの視点から見ると、常に激しく振動している
電車が15分遅れた
あなたと会いたいあなたの強さには舌を巻く
小説のようにはなるまい
わたしは思う いつもフィクションを遥かに超えていくのだ
だから楽しくてしょうがないのだ
現実ですることはほとんどない
体を動かして巣に帰って、食べてお風呂に入って気晴らしをして寝て起きてを繰り返している
その繰り返しをしていると何かが起こるのを人が訪れてくるのを知っている
このことは言葉にはできないし言葉にして伝えることができない感覚だ
だから「起こる」のである