日本の

東京の

社会の

土地の

場の

空気の

故郷の

ふるさとの

家族の

親族の

兄弟の

子の

宗教の

職場の

力を

借りてやらねぇ

勝手に出る

出つつ

出て

出てから

勝手に

考える

知り

生き

そして

消えていく

行くとこへ

行って

また知り

そこで考えて

進む

ただ

わたしの

からだを

生きてみる

それを

試してみる

わたしはわたしをする

おごるでも

ひげするでも

めたになろうとも

なかろうとも

すべてをかたらず

ことばを発するときに発し

静かになるときには

静かになる

そんなところへ

いってみる

「キテるひと」といわれた

こんどは

「イッちゃってるひと」

になる