わたしは人称がわからない
だから自分のことがわからない
そのことによりわたしは自分のことばかり考えている
あなたはすぐ冗談だとか遊びだとかいう
あなたは覚えていないとかそんなこと言ったっけと言う
だからわたしは皆が言うようにわがままになるのでなくもうひと手続き加えて考えればいいのだ。特に自分がすることについて、別次元に少し性格の違うまたは境遇の違う自分がいると仮定してその自分がやるであろうことを考えることが、他者の気持ちに立つことになるのかも知れない
わたしはもともと自他の境界が曖昧なのである これは…これは…
兎にも角にもわたしは不全感に満ちている
足るを知らない
あっわかった だからはなちゃんは 田舎へいったんだ その先どうなるかなんて考えずに いっしょにいる人たちと生きていくことだけ考えて
わたしもいいかげんそうしたいのである
自分で自分のことを考えて自分のことだけしているのはもう飽きた
近くにいる人たちに影響を受けて振り回されて重なった自他で生きていきたいのだ