私に帰るところはない

あなたも私もそういう

はなからないんだよ

そしてそれをわかってて言っているんだ

自分から寂しい人を演出しているんだ

人前でそう言っているんだ

振り向いてもらいたいから

振り向いてもらったら

またわたしは一人だというんだ

誰とも相入れない

私の気持ちは誰にもわからない

私の部屋には誰も入って来られないと

そんなの当たり前だったんだよ

そして

プライバシーなんてのも私だけの秘密とか心の部屋なんてものも我々が後から作ったものなんだ