入り口出口

それをちゃんと

限っていた

あなたは

正々堂々としていた

全部受けきって

全部呑み込もうとしていた

わたしは

つぶさに

それを全て見ていたんだ

そこからブレてはいたが

決してはみ出すことは

無かった

あなたは私と出会い私と別れるまで

はじめとおわりを

全て決めていた