述語として生きている

受け身とは少し違う

わたしが自らやろうとすることが

減ってきた

何故なのだろう

動き動かされ動いていると言う感覚

それが合っているのかそのことを経験的に知ったのか

いやはじめからわたしにはそのような傾向があった

はじめからわたしはそうだったのだ

今まで蓋をし続けていたのだ

きっと彼女がその蓋を開けてくれたのだ

あなたはシャーマンだ

憑依体質だ

あなたはアニミストだと言われた

以前は

彼女と会う時

まだまだわたしはわたしの中に今よりも大きな恐れがあった

わたしが彼女にこだわっていたのは確かだ

でも彼女がビシッと言ってくれるた時その恐れが消えた

わたしはわたしの感情を不完全ではあるのだけれど彼女に伝えることができた

伝えるどころかもう過剰すぎるほどに伝えていた

遮断することで応答のないやり取りになること

罵詈雑言を浴びせられるばかりで応答のないやり取りになること

過剰に自分の感情をぶつけすぎて応答のないやり取りになってしまったこと

一緒ではないが、一緒だ

もうほぼ暴力と言っていい域に達するほどに

勝手なこちらの妄想を投げかけ続けた

相手の応答のペースを無視して

 

大橋トリオの曲を聞きながら

その曲に自分と彼女を当てはめている

最初からさようならをいっている歌

隣にいることを歌いつつ

もう隣にいない状態の歌であるとか

出会って一緒にいることは決して楽じゃ無いし悲しみもあり辛いこともあるのが示唆されるのだけれど、一緒にいることに価値をおいている歌とか

もうそこに存在していないのにいつかまた会うということがあるのならば同じように恋に落ちるという歌だとか

いやもう恋なのかあいなのかなんてわからないけと愛しいという歌とか

出会わなかった人生なんて考えられない

出会わなかった人生は怖くて考えられないという歌や

あなたが先に死んでもあなたと生きていけるという歌